裁判手続きは専門家に依頼

裁判手続き

裁判手続は裁判の内容によっていくつかあります。

どのような相手にどのような内容の裁判を起こすかによって裁判手続の種類が決まります。 解決したい問題によってはいくつかの手続から選ぶことになる場合もあり、 その場合にはどの手続を利用するのかを決めることから始まります。 売買代金や貸したお金など金銭の支払を求める場合は民事訴訟、民事調停、支払督促 の手続きになります。 賃金の不払など労働関係のトラブルを解決したい場合は民事訴訟、民事調停、労働審判 の手続きになります。 土地に関するトラブルを解決したい場合は民事訴訟、民事調停の手続きになります。 借金問題によって生活が苦しい、経営する会社の再建、あるいは撤退を考えている場合 は破産、民事再生、特定調停の手続きを行います。 遺産相続や親族関係のトラブルなどを解決したい場合は家事審判、家事調停 の手続きになります。 夫婦間の争いで離婚をしたい場合は家事調停の手続きになります。 裁判所で出された判決や和解の内容、調停で決められた内容の実行を相手に求めたい 場合は民事執行、履行勧告の手続きになります。 このように裁判の内容によって手続きが変わってきます。 トラブルに慣れている人ならともかくほとんどの人はその違いもよくわからない でしょうから、法律に詳しい知人に助けてもらうか、 弁護士や司法書士のような法律のプロに手伝ってもらうことになります。